2012年7月アーカイブ

先日の社長会は、ChatWork株式会社の
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山本敏行社長にご登壇いただいた。

ITを使って徹底的に業務効率を上げ、
少ない社員でも高い業績を上げられている
独特の経営手法の秘訣を存分に伺うことができ、
お客様にも大変満足いただけた講演であった。

山本社長の取り入れているITによる経営の効率化は
弊社でも取り入れられるものもあり、
早速指示を出して検討させている。

また、業務を効率化すること自体が目的ではなく、
業務効率化をし、高い業績を上げることで良い会社を作っていくという
経営の目的には大変共感を持てた。

社員はコストではなく、利益を生み出し、会社を前進させてくれる
大切な資源である。

弊社も期末に向けて全社一丸となって邁進しているところであるが、
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社員、お客様、取引先など、「人を幸せにする」という目的は
決して見失ってはならないと
常日頃から全社にメッセージしている。

目的と実際の行動が一致して初めて良い会社が出来上がる。

思いだけでは形にならず、
目的を見失うと人間関係が壊れてしまう。

思考と行為を一致させることが成功の技術であるということは
どのような場合にもあてはまることだが、
経営においてもこの原則は変わらない。

経営のやり方は会社によって様々であるが、
こうして理念経営を実践されている方の
お話を実際に聞くことで、
新しいアイデアの生まれる非常に有意義な時間であった。

弊社は今年の10月12日で、創立25周年を
120724.jpg迎えることとなった。
四半世紀、楽しいことも苦しいこともあったが、
お客様に恵まれ、仲間に恵まれ、取引先に恵まれて
ここまで歩んでくることができた。
本当に、本当にありがたいことである。

 

会社を設立したときは、私が32歳のときであった。
上質の追求を理念に掲げ、お客様に心から喜んでいただける
サービスを提供する、この世になくてはならない会社を作ろうと心に決め、
大きな責任と覚悟と共に一歩を踏み出した。

 

創業3年目に大横綱「千代の富士」の引退記念の能力開発プログラムを作り、
予想通りに売れずに、大きな在庫を抱え、会社は危機に見舞われたが、
ご支援者の支えがあって、存続することができたのである。

 

支えられて今があるという感謝の気持ちを、ひと時も忘れずに
生きている。


改めて今までの歩みを振り返ると、多くの方の顔が思い浮かび
感謝してもしきれないくらいありがたいことである。

 

今までの感謝の思いを、日本の社会に対しての貢献という形にしていこうと考えている。
この25周年という節目を、さらなる飛躍の糧として、
世界最高峰の人材教育コンサルティング企業を目指してひたむきに歩んでいく。

 

この度、25周年を記念して小宴を企画させていただいている。
少し先の日程にはなりますが、もしお時間のある方は、
ご足労いただけますと幸いです。

 

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創立25周年記念パーティー
2012年10月13日(土)14:00~18:30 (開場)13:30~
場所:TKPガーデンシティ品川 ボールルーム
チケット:8000円(税込)
http://www.achievement.co.jp/25th/
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先日より、3日間『頂点への道』講座スタンダードコース
120716ASS受講風景.JPG第548期の講師を務めさせていただいた。
今回も250名を超える方にお越しいただき、心から感謝している。

 

目標達成の本質は、目標を定めて、絶対それを成し遂げると
決めることである。
スタンダードコースの3日間でも終始お伝えしていることは、
目的、目標を「決めて」「逆算して」「やる」ということである。

 

先日、弊社のマネジャーが営業社員に対してのメッセージで
この本質を語っていた。
「私たちが目標達成することは、決まっていること。だから、
達成した日から見てそれをどのように達成したかだけを考えて、
それを実践してくれればいい。目標達成するかな、しないかな、と
不安に思う必要は一切ない」

 

まだ社会に出て間もない新卒社員からしたら
インパクトのあるメッセージかもしれないが、
目標を決めたあとはひとつひとつ丁寧に実践すれば
目標は達成するものなのである。
非常にシンプルな考えであるが、これを実践するかしないかで
大きく結果が変わってくるのだ。

 

120716ASSアシスタント写真.JPG今回、19名のアシスタントの方にこの目標達成の学びを
受講生の皆様にお伝えいただいた。
石原 翠様、伊藤 洋子様、岡田 和代様、
鍵山 仁実様、亀上 幸子様、雁行 正一様、
榊原 ひとみ様、島上 智様、髙木 幹英様
中嶋 美緯子、滑 生年様、成尾 孝文様、
日野原 健二様、前野 伸之様、松岡 恒治様、
山田俊哉様、山本ふみ代様、

吉田鉄志様、和田志保美様、
お忙しい時間を縫って受講生の皆様のサポートを
してくださったことに心から感謝している。

 

実は、今月の中旬から来月の中旬まで、
4週連続でスタンダードコースの講師を担当させていただく
スケジュールを組んでいる。

 

どの講座もベストコンディションで寸分の狂いなく
お客様の人生の質の向上に寄与していきたいと考えている。

先日、東京本社のメンバーを対象とした
F3-1.JPGF3研修が富士スピードウェイにて行われた。

 

当日は絶好の晴れであり、レース日和であった。


全社員で、F3関係者の皆様にコースの説明を
受けたり、車体の説明を受けながら、
『頂点を目指す』というプロの姿勢を学ばせていただいた。

 

F3に関わる人の中には
「なんとなくF3をやっている」人は一人もいない
カーレース最高峰のF1の舞台を目指し、
今目の前の優勝を掴み取るために、全員が本気なのである。

 

F3-2.JPGそこにあるのは、圧倒的なプロ意識だ。


今回、繊細なマシンの調整の現場にも立ち合わせて
いただき、チームで目標達成を目指す姿勢を
目の当たりにすることができて大変うれしく思っている。

 

毎年恒例のアチレンジャーとアチガールズも
世代交代をしながら、後輩に役割が引き継がれているのも
嬉しい限りである。

 

社員と共に全力で頂点を目指すチームを
応援でき、非常に楽しいひと時であった。

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先日の全体会議では、昔アチーブメントが経営危機に陥った時に助けていただいた勝山会長から教わった話を分かち合った。

 
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大成互助センターの勝山会長には1994年ごろ、倒産の危機を救っていただいた。
弊社にとって恩人である。
 
勿論、そのお金は約束通り完済し、今もこうして良いお付き合いを
させていただいているが、当時はかなり厳しかった。

人は良い時ほど次の備えをすべきで、
決して傲慢になってはいけないと伺った。
私もそのとおりだと思う。

勝山会長によると、人生で肝に銘じなければならないことは下記の3つということである。
1) 本業に専念すること
2) 嘘をつかないこと
3) 奢らないこと

第一に本業に専念すること。
 
一番確実なのは、自分の本業の成長に力を入れ、大きな成長ではなく、年輪経営で毎年着実な成長を目指すことだそうだ。
毎年5%成長を着実に目指していくぐらいで良いとおっしゃっていた。創業85年の実績に裏付けられたアドバイスである。

第二番目は嘘をつかないこと。
 
私にお金を貸してくださった理由は、「私が嘘をつかなかった」からだそうだ。
その方によると、嘘をつく理由は、虚栄心からくるという。つまり、自分をよく見せたいと思って嘘をついてしまう。
そして、小さな嘘をつくことに慣れてしまうと、そのうちに大きな嘘をついても平気になってしまう。
出来ないことがあるのは当然で、それを素直に認め、相談するのが誠実さである。

第三に奢らないこと。
 
自分の器をわきまえること。
投資をしてはいけないわけではないが、自分の利益のために会社のお金から投資をすると、
自然と額が大きくなり、失敗した時に取り返しがつかなくなってしまうし、社員も巻き込んでしまうことになる。
だからこそ、自分のための投資は自分のお金から行い、会社のお金には手をつけない。
 
この区別をはっきりとさせておくことが重要である。
分を弁えて、自分のコントロールできることに責任を持って取り組むことが大切であるということだ。
 

先ほども述べたように、勝山会長の会社は今年で創業85周年だそうだ。
アチーブメントは今年で25周年、会社としても60年も先輩である。

アチーブメントが85周年を迎える頃には、
何度かの世代交代を繰り返しているはずだ。

これまでも私なりに誠実さを貫き、こうして経営を続けることができたと思っているが、
毎週のメッセージは、社員にも私の考え方、経営手法を受け継いでもらいたい一心で
伝えている。

次の代、その次の代になっても、
ご縁のあった全ての人を大切にすることを
忘れずに発展し続けて欲しいと願っている。
先日の全社会議では、社員に「想像力をつけること」をメッセージした。
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現在アチーブメントは人事制度改革の取り組みを
全社で進めている。

中心テーマは、いかに業務時間を圧縮しながら、
同じクォリティの仕事をするかということである。

そのために大事なことは「段取り」だ。

段取り八分とはよく言われることだが、成果を出せる人や社内で信頼の置かれる人は
事前対応がきちんとできる人間である。
直前にバタバタと焦っている人は、忙しく働いているようで
実際のパフォーマンスは高くない。


IBMの文化には「THINK」というものがある。
第1回日本でいちばん大切にしたい会社大賞の中小企業長官賞を受賞した
未来工業も企業理念に「常に考える」を掲げている。

どうしたらもっとうまくいくか。
どうしたら失敗の確率を減らせるか。

これを予め考えられる力が「想像力」である。

もちろん、現場では想像の範疇を超えた想定外のことも起こるものである。
しかし、事前の準備がしっかりしていれば、対応しきれないことはほとんどない。
事前準備をした上での失敗は次回に生かせる良い失敗である。
逆に、事前準備なく失敗したものは、あまりその人の力にはならない。

弊社の社員にも「考える」癖をつけて欲しいと思っている。
答えは頭の中にある。
「何をしたら良いのかわからない」状態が一番もったいない。
何が正しい選択かを考え、「何をしたらうまくいくのか」を明確にしておけば、
必ず良い結果が出る。

自分なりに頭を使い、下準備をしたならば、
あとは段取り良く仕事を進めるためのポイントはシンプルに、ただ1つである。

「成果に対して機敏に行動が取れること」

何をすれば良いのかわかっているならば、
「後でいいや」ではなく「今やっておこう」で行動する。
何をすれば良いのかわからないとしたら、誰かに聞いたり、相談したり、
問題解決のために行動を起こせば良いのである。

時間は人間の最も貴重な資源である。
それをいかに密度濃く使えるか、
弊社でも全社一丸となってチャレンジしているところである。

先日、実践理念経営塾第2期の第6回目が開催され、
120710-1.jpg半年間のプログラムは最終回を迎えた。

 

今回も、全国各地から経営者の皆様にお集まりいただき、
非常に密度の濃い、1日の研修となった。

 

この実践理念経営塾は阿部経済研究所所長の
阿部洋己氏を塾長に迎え、輪番で講師が変わり、
店舗見学や合宿なども盛り込まれた
理念経営を学ぶ本格的な講座である。

 

今回は私が講師を務めさせていただいたのだが、
テーマは、「理念経営への道」ということで
理念経営の本質について、本気でメッセージさせていただいた。

 

経営者の皆様のお話を伺っていると、心から社員を思い、
会社を社会にとってなくてはならない素晴らしい企業体に
育てていきたいという情熱をお持ちでいらっしゃり、
その本気の姿勢に大変感銘を受けた。

 

これだけ本気の中小企業の経営者がいれば、
120710-3.JPGきっとこの日本社会は良くなると確信した次第である。

 

講義の後は、Felice高輪台店にて
皆様とともに語らいのひと時を共にさせていただいた。
高い志を持った経営者の方々と熱く未来を語ることができ、
大変充実した時間であった。

 

素晴らしい経営者の方々と共に
日々目標達成に向かえることに心から感謝し、
本日のブログとする。

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先日、名古屋、埼玉と2日連続で
120706.JPG私の著書「一歩前に踏み出せる勇気の書」の
出版記念講演会を開催させていただいた。
今回も満員御礼で当日を迎えることができ、
お集まりいただいた皆様には心から感謝している。

 

「勇気がない」と語る人は、どこか自分自身に
ブレーキをかけている場合が多い。
それは、恐れやネガティブな思考から来ることが
多いのだが、シンプルにそのような思考に
自分を支配させる必要がないということに気がつくことが重要だ。
ブレーキがはずれれば、あとは好きなときにアクセルを
踏めば自然と前に進むのである。

 

ただじっとしているだけでは、勇気を得ることはできない。
しかし、すぐに積極的に行動をとるのも難しいと
120707.JPGおっしゃる方もいるであろう。

 

そんなときは、自身の目的・目標をアチーブメントピラミッド
にのっとって分析していくことが重要である。
自身の人生理念を明確にし、ビジョンを明確にし、
目標設定をし、計画を立てる。このことを整理して
真剣に考えるということが、第一歩となりえる。

 

自分自身と向き合い、自身の大切な人生を
どのようにマネジメントしていくかを
この機会に是非真剣に考えていただける機会になれば幸いである。

 

今回の参加していただいた方、またサポートしていただいた
JPSAの皆様に心から感謝し、本日のブログとする。


 

キックオフ会議の翌日、弊社幹部研修兼戦略会議を行った。
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7月から7名のミドルマネジャーが誕生した。

個人はいずれ衰え、退く時が来るが、
組織は永続する。
 
アチーブメントはお陰様で今年25周年を迎えるが、
これから30期、40期と歴史を刻む中で、
いずれ私も一線から退く時が訪れであろう。

そのための事前対応の意味も込めて、
若いマネジャーに権限移譲を行い、
業務を任せることで育成を図っていく。

彼らの今の能力を少し上回る負荷を意図的に与えることで、
筋肉が痛みを伴った後に超回復してより強くなるように、
彼らの器も徐々に広がっていくものと思っている。


また、弊社ではより社員が幸せに働ける環境を整えるため、
人事制度の改訂も進めている。

制度改訂の大きな方針は既に決まっているが、
実際の運用方針は幹部に話しあわせることで、
現場の状況を反映し、納得感のある制度にできると同時に、
幹部育成にも役立てられると考えている。

アチーブメントの会社の存在理由は、
幸せな人と組織を世の中につくっていくことである。

そのためには、まず社員がそれを感じ、アチーブメント自体が
今以上に幸せな状態を体現している必要がある。

これからも社員とともに発展できる会社を目指し、
社員とともに挑戦し続けていく。

先日、第4クオーターのキックオフ会議と
120702-1.JPGパーティーが開催された。

 

毎回、このキックオフでは趣向を凝らした
渾身のプレゼンテーションが披露されるが、
今回も各部署かなり手の込んだ、力の入った
プレゼンテーションであった。

 

この3ケ月を振り返って、苦しい思いをした者、
圧倒的な達成経験をつんだ者、人生の転機を
迎えた者、本当に多くの人生ドラマが垣間見られた。120702-2.JPG


それぞれの職業観、社会人としてのプライド、
社員間の心からの愛情を肌で感じることができて
経営者冥利に尽きる会議であった。

 

その後社内で開催されたキックオフパーティーも
全力で楽しむというのが、我々のポリシーである。
途中で開催されたゲームでも、チーム対抗戦となった
瞬間に全社員目の色が変わり、全力で優勝を目指すのも
達成型人材の集合だからなのであろうか。

 

何事も本気でやると楽しいものである。
泣き笑いの1日であった。120702-3.JPG
このような人財と共に働ける私は本当に幸せである。

 

これからの3カ月は、今までにない高い目標を
掲げている3カ月である。
あとは、全社員がそれぞれの役割に集中し、
全力を尽くしてくれることを信じている。

 

私の目的からくる目標達成に対する信念が揺らぐことはない。
そしてその思いを共有している社員は私の誇りである。

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