私は毎日、自身と組織の目的・目標について
深く深く考える時間をとっている。
真の生きる目的に出会ったとき、人は生きがいを見出す。
真の企業目的(経営理念)が浸透しきっている組織は
想像を超える圧倒的な力を発揮する。
先日発売された、「人を幸せにする会社」(ディスカバートゥエンティワン)
にも、価値ある企業の特徴のひとつとして、
経営理念力が高いことが上げられている。
この経営理念力とは、単純に明確な理念があるだけではない。
それがしっかりと社員に浸透していることが重要なのである。
経営の神様と呼ばれる松下幸之助翁も「会社経営の成否の50%は
経営理念の浸透度で決まり、30%は人材のやる気を引き出す
仕組みづくりで決まり、残りの20%が戦術である」と
述べていると「人を幸せにする会社」の中では紹介されている。
理念浸透には、弊社も多くの時間を割いて取り組んでいるが
一番は、経営者本人が確固たる意思を社員に
伝え続けることなのではないかと思う。
私も毎週耳にタコができるくらい同じことを社員に伝え
続けているが、私の意図を汲み取り、同じ価値判断基準で
意思決定をしようとしてくれている社員が育って
きてくれたことを実感している。
企業の目的が末端まで伝承され、その目的を達成することで
社会の平和と繁栄に寄与できる組織体を目指して、
今日も事業活動に従事できることをとても嬉しく思っている。
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