先日の木曜日には、伝達力の本質について、
学生向けにメッセージする機会があった。
彼らは今年の夏に弊社のサマーインターン「ZERO」に参加した学生たちで、
100倍を大きく超える倍率の選考を通過した人材だ。
彼らは今、11月13日に開催される
の運営の中心メンバーとして、企画の最終段階にいる。
このイベントは、1000名の学生を集め、
「これからの日本の社会を背負うリーダーを育成する」場を
作ることを目指し、
彼らの中からも、そのリーダーの一人として
1000名に対してプレゼンテーションする機会がある。
そこで、私から伝達力の本質について
レクチャーさせていただいた。
伝達力の本質とは何だろうか。
それは目に見えないどうしても伝えたい「思い」にある。
話し手がどのような目的を持って何を伝えたいか、
何を目的に話すのか。これが最も重要である。
例えば、一見厳しくても、
生徒の将来を真剣に考えている教師と、
一見人当たりが良さそうでも、生徒の成績によって生徒の扱いが違う教師がいる。
本人がどんなに上手く取り繕っているつもりでも、
その内側にある教師の価値観というものは
生徒に伝わっているものである。
そして、話し手は決して聞き手を変えることは
出来ないということも理解しなればならない。
人は自分の内側からしか変わらない。
話し手に出来ることは、相手が気づきを促したり、
内発的動機付けに働きかけていくことだけである。
そのためには、いかに聞き手との関係性を築くかが重要である。
話のスタートで最初の「つかみ」は非常に重要だ。
良いスタートが切れれば、話の流れを作りやすくなる。
しかしそれだけでなく、イメージしやすい例え話を入れるといった内容の工夫や、
プレゼンテーションの場の雰囲気作りや登場の仕方、第一声の印象など、
できる準備は全て完璧にしてプレゼンテーションに望まなければならない。
11月13日は私も、短い時間ではあるが
学生に対してメッセージさせていただく。
彼らが、自力で1000名の学生を集めようと必死で努力してくれていることに
少しでも力になりたいと思っている。
そして、13日、この場に集まった1000名が
社会のリーダーとして羽ばたいていくことを期待している。
今の日本に一番求められていること。
それは明治維新の時のような真のリーダーの出現である。
ぜひ、多くの学生の方に足を運んでいただきたい。
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◆Social Leaders Summit 2011 『to the Legend』◆
◆イベント詳細&申込は公式HPから:
◆実施日:2011年11月13日(日)18:30~21:30(17:45開場)
◆場所:横浜関内ホール
◆参加費:無料
◆参加対象者:主に就職活動生中の学生
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