社員教育は社長の仕事

先日の全社会議で、目的、目標をもって生きることの大切さを
社員に伝えた。
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先日のニュースで、イチロー選手の
年間200本安打の連続記録が途絶えたと報じられた。

イチロー選手は、これまで「年間200本のヒットを打つ」ことを
目標として練習に練習を重ね、体調管理を万全にし、
あらゆる準備を整えていたと思う。
 
記録が途切れてしまったことは残念だが、
それでも10年連続200本安打という記録は偉大な記録である。

では、弊社の社員は目的目標をどのように考え立てる必要があるかということだが、
目標の上位概念である目的から目標達成に対するこだわりがが生まれると伝えた。

例えば、新卒採用チームのメンバーの今期の目標は、
弊社の理念・ビジョンに共感し、達成能力の高い、
世界最高峰を目指すわが社の採用基準を満たす超優秀人材を20名採用することだ。
 
コンサルタントの目標は、一人でも多くのお客様へ有形無形の価値ある商品の普及を通じて、
自ら定めた貢献目標を達成することだ。わが社の商品は「達成の技術」である。
それを研修プログラム化して提供しているということを伝えた。

つまり、目標とは具体的でなければならない。
具体的な思考から具体的な行動が生まれ具体的な成果がつくられる。
シンプルな法則である。

思考を具体化し、いかにそこに向かって行動できるか。
具体的な形を作ることができるか。これが能力開発の本質である。
勝間和代さんがアカデミックスマート(非常に高学歴で知識人)と
ストリートスマート(ビルゲイツやスティーブジョブスのように、
人生の目的が明確になるとさっさと大学を辞めて、
実業したりプロの世界で成果を出している人々)という表現を使っているが、
社会で実業の世界で成功している人は例外なくストリートスマートである。
成果を出せる能力がなければ実業の世界では通用しない。

例えば、弊社には営業成績に応じてタイトルが決められている。
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これは決して褒美で釣る目的で設定されているわけではない。
商品の普及を通じたお客様への目標達成の技術の提供
という思考を、より具体化し、行動で形にするための
ひとつの目安として設定されている。
 
そして、高い目標を目指すほど、心から理念に生きなければ、
達成することができないということを、身をもって知るのである。
 
自分なりにタイトルに意味を見出し、
目標設定することによって、
結果が形として現れる。目的は、実践まで一貫して完結して、
はじめて達成されるのである。


創業25期を迎え、私は今まで以上に「達成」にコミットしている。
経営者として、社員と共に、お客様に最高のサービスを提供し、これを成し遂げていきたい。

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