月曜日は全体会議にて、社員教育の一環としてある映像を見た。
以前テレビ番組でも放映されたことがあるということであるが、
ジェイソン・マケルウィン(通称マック)という全米でも有名な青年の話である。
彼は自閉症を患い、幼いころから人と接することが
苦手だったという。しかし、テレビでNBAの試合を見たときから
バスケットボールに憧れ、バスケットボール部に所属したそうだ。
しかし、彼は障害もあり、さらに身体も小さかったことから
選手になることはできず、下働き兼マネージャーだった。
しかし、彼はたとえコートに出ることができなくても、
メンバーを支え、献身的にマネージャー業務にいそしんだ。
彼のその姿勢は徐々にチームメイトの心を動かし、チームメイトの心に入っていった。
やがて弱小チームは、決勝戦に出場するチームにまで強くなっていく。
しかし、選手ではない彼の出番は最後の最後までなかったという。
しかし、彼のバスケットへの情熱に動かされたコーチからから「是非彼を出したい」という声があがり、
高校時代最後の試合に彼は初出場し、4分間でスリーポイントシュートを6回も連続で達成し18点もの得点を上げ、
その試合の得点王に輝いたという。
その彼のサクセスストーリーは多くの人の心を動かし、
彼の存在は全米で放映され、当時ブッシュ大統領がわざわざ
彼と面会したほどであった。
マック君の姿勢は、大統領までを動かす影響力があったのだ。
「見えないものが見えるものを創りだしている」
マック君の姿勢を見て、心から感動したと共に
私たちの行っている教育という仕事も
まさに見えないものが見えるものを創りだす仕事なのだ
ということを改めて感じた次第である。
何度も言っていることだが、私は日本の社会を良くしていきたい。
これはこれからもずっと変わらない思いである。
私は弊社の『頂点への道』講座スタンダードコースを開発した際、
当時の教育基本法に基づいて研修プログラムを設計した。
"教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた、心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない"
当時の教育基本法に基づいて、日本が必要としている
教育を提供し続けてきた。
今後も一点の曇りもなく、
世界最高峰の人材教育コンサルティング会社をめざし、社員一丸となって邁進していく。
この使命に生かされていることを誇りに思っている。
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