一昨日は、法政大学大学院政策創造研究科での今学期最後のクラスが行われた。
今回は、最後のクラスということで、学生の皆さんの発表と課題提出、並びに、最終回のスペシャルゲストということで、
外部からの特別講師として面白法人カヤックの柳澤大輔社長をお迎えしてのあっという間の三時間であった。
学生皆さんの会社に対する思いに触れ、
心が熱くなったと同時に、皆さんのように理念経営を行おうと切磋琢磨していらっしゃる経営者の方が一人でもこの日本社会に増えて欲しいと、心からそう思った次第である。
そうすれば、この日本社会が変わる大きな促進剤になると
私はそう強く信じている。
また、特別講師としてお招きした柳澤社長のお話は大変興味深かった。
サイコロの出た目%×月給がプラスアルファでお給料として支給れるという方法を取り入れていらっしゃることをご存知の方も多いであろう。
面白さの中にも、柳澤社長の理念がしっかり浸透しているお話が聞け、私もとても深い学びの機会となった。
パワーポイントに記載されていた一言で印象深かったのが、
『自分の客観的評価は見つめなければならないが、
一喜一憂しないこと。
資本主義のモノサシで測れない価値もあるのだから。』
とのことだった。
この言葉に、柳澤社長をはじめ、役員の皆さんが大切にしたいと思っている視点、
この忙しい現代社会の中で、自分たちの価値観、判断基準を見失わず、
自分をきちんと持ち続けて歩んでいこうという姿勢、
大きな波に巻かれてなるものかという力強さというか、
現代社会を生きる若者たちの心意気のようなものを感じることができた。
「つくる人を増やす」ということを理念におき、理念経営を行っているカヤック。
私と柳澤社長は、それぞれ理念は違えど、
共に理念を組織に浸透させ、日本に変革をもたらそうという心意気は同じである。
日本社会に変革をもたらす同志として
今後も一緒に歩んでいきたいと思った次第である。
クラス終了時に、坂本光司先生からのお祝いの言葉と花束をいただいた。
そして、クラスの後は、学生の皆さんと楽しい懇親会の時を持たせていただいた。
振り返ってみると、1学期間はあっという間であったと感じる。
初めての講義、初めての大学院、
学校歴の無い私が、
塵あくたのようなところから拾い上げられ、
このように皆さんのより良い人生のために
少しでも貢献できたことに感謝している。
この素晴らしい機会を与えてくださった
坂本光司先生に再び感謝して今日のブログとする。
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