コンテクストという言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは、アチーブメント出版から発刊している書籍
「NASAのチームビルディング」で紹介されている概念で、
いわゆる、チームにおける雰囲気や空気のようなものである。
そしてこのコンテクストが、私たちが仕事をしていく上で大きな影響を与える。
経済同友会の資料によると、経営者として成功する為の必須能力は、
1)判断力2)リーダーシップ能力そして、3)実行力ということである。
まず、経営者として判断基準が曖昧であったり、いい加減な人間は、社員から信頼を得られない。
そして、リーダーシップは人を導いていく力であり、
場や空気を作り出せる力と言い換えることができるだろう。
チームの活性化のために、場や空気を作り出せる人間が、
真のリーダーと呼ばれるのである。
しかし現実は、ただリーダーになりたいからといって、なれるわけではない。
"なりたい"というのと、"なれる"のは違う。
昇進昇格"したい"というのと、昇進昇格"できる"というのは違う。
"したい"だけで終わらず、"できる"人間というのは、 いわゆる3つ目の
ポイントである実行力を備えているわけである。
そして、この実行力のある人間は、核となる仕事にコミットメントできており、
そのコミットメントこそが、
お互いが、チームのメンバーを思いやり、 皆で達成を目指すならば、
必ずそのチームのコンテクストは良くなり、結果もついてくる。
そして、もしそれが1つのチームで成されれば、その雰囲気が、
会社全体に影響を及ぼし、結果的に会社全体の雰囲気も良くなる。
弊社には、若くて優秀な社員たちが日々最善を尽くしてくれているが、
今いる100名の社員一人ひとりが、
我こそがリーダーであると考え行動すれば、
周りの空気をさらに良く出来ると信じている。
自分自身が自分の人生に主体性をもち、自分の人生の主人公であると考え、
自分の人生ドラマの主役を演じているという思いが大切である。
社員一人一人が、
会社に良い影響を与えることができる存在であるという意識を持って、
積極的に業務に取り組んでくれていることに、心から感謝する。
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