23年間変わらぬ”友愛”と”信念”について

7月6日に成田を発ち、シカゴ経由で7日から数年ぶりに
選択理論心理学会の国際大会に参加するために、
テネシー州のナッシュビルに入った。

今回のコンベンション参加は、アチーブメント社の23年間のクォリティーカンパニーの実現に対する取り組みを、まだ道半ばではあるが現地点の成果として
選択理論の具体的な企業への適応」について、弊社をモデルに国際学会で研究発表させていただくことが出来た。
長年の夢の一つがまた一つ実現した。

参加者は、アチーブメントが選択理論の普及を通して、日本の社会から人間関係の様々な問題を改善し、人々が明るく住みやすい社会の実現を目指してつくられたということ、そしてその目的が日本の社会に受け入れられ、結果として現在社員100名の企業に発展したという事実に選択理論は人間関係の改善だけではなく組織力が強化されることにより事業にも有効であるということを改めて確認していただけたと思う。


今回、非常に嬉しかったのは、
22年ぶりに、弊社の役員であり、立正大学の心理学部教授の柿谷正期先生と、
シニアインストラクターのロバート・ウォボルディング博士、そしてロン・カールトン氏と4人で写真を撮れたことである。

私の部屋には22年前、日本でリアリティーセラピー協会が発足した当時の写真が飾られているが、22年経ち、選択理論を土台にした納得のいく人生を共に生きていれることを確認できたことは嬉しい限りである。
「一筋の道を生きてきてよかったなあ」と感慨深い気持ちになった。

22年前、私は本を1冊も書いていなかった。コツコツと積み上げて、お陰さまで現在著書は29冊出版させて頂くことが出来、新刊「一生折れない自信のつくり方」は現在7万5000部を超えるベストセラーになっている。ありがたいことだ。

そして、まさか早くから社会に出た私が、東京六大学といわれる大学の中で、ある私立大学の大学院において客員教授として教壇に立たせていただけることも、まったく頭の中にはなかった。

また、23年前小さなマンションオフィスから、たった社員5名でスタートした会社が、年間2万人近い学生がエントリーしてくれる人気企業になるということもスタート時には頭の中になかった。
来年の4月には30名の新入社員を迎え、正社員130名を超える人材教育コンサルティング会社になるということも、設立当時は思いもよらないことであった。

スタートして、約10年間は、目標は持ってはいたが、毎日毎日必死にその日の目標を達成して、一歩ずつ、一歩ずつ前進して生き残ってきたにすぎない。これは本音である。

変わらないものは昔からの人間関係である。

私は社会に出てから、今までお世話になってきた方々と
大切に人間関係を築いてきた。

私にとっては一人ひとりの方が恩人である。
役員も会社の幹部も社員全員が恩人である。
協力者の方全員が恩人である。

これからもこの22年前の写真を忘れずに、
ウィリアムグラッサーと約束した
日本の社会からいじめや差別をなくし、
 明るい社会をつくるために精一杯努力する

という言葉に対して、誠実に、真剣に取り組んでいく所存である。

留守を守ってくれている社員には
心から感謝を述べたい。


今回海外での、色々な交渉関係や、プレゼンテーションのサポートは、
来年入社予定の内定者である、嵩下司さんが担当してくれているが、
社員になる前から社員顔負けの姿勢で、素晴らしい取り組みをしてくれていることに、心から感謝している。

そして、発表のパワーポイントは松坂をリーダーとする、
企画マーケティング部が作成してくれた。
監修は柿谷正期先生がしてくださった。

本当にありがたいことである。
日々感謝感謝の毎日が続く。

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