くずもち一筋205年亀戸天神、船橋屋さんの渡辺社長の講義に感動!

昨日は、東京麻布ロータリークラブにて、
「戦略を超える理念経営」をテーマに、
卓話を担当させていただいた。
ロータリアン同志ということもあり、30分という限られた卓話の時間の範囲で皆さん熱心に耳を傾けてくださり、感謝している。


その後会社に戻り、社内の会議を行い、
夜は社長会オープンセミナーが開催された。
講師は戦略的目標達成プログラム
「頂点への道」講座
も御受講して下さっている、
株式会社船橋屋の渡辺雅司社長に務めていただいた。

船橋屋さんは、言わずと知れた
江戸文化二年創業、205年の歴史を持つ”元祖くず餅”の老舗であり、渡辺社長は八代目の社長でいらっしゃる。
老舗と聞いて浮かぶ守りのイメージとは違い、
渡辺社長を中心に、今なお革新を追い求める素晴らしい企業組織である。

渡辺社長を始めとし、19名の社員の方々が弊社のスタンダードコースを活用してくださっている。

会社からの強制受講ではなく、全員自己負担で受講してくださっているという点からみても、自主自立の精神に富んだ素晴らしい社員の方々が働いている企業体ということが分かる。

昨日は社長会に参加頂いた多くの経営者の方々にも
”元祖くず餅”を振舞っていただいた。

最初の仕込から発酵の期間になんと450日間もかかり、商品化してから賞味期限はたったの2日。
このはかなさが江戸の粋という話をお聞きして、頑なに保存料も使わず創業の時代から変わらぬ手法で、手間暇かけて製造され、愛され続ける味には改めて感慨深いものを感じた次第である。

これまでも渡辺社長とお話する機会はあったが、
昨日の社長会では、改めて渡辺社長の志の高さと情熱を感じることができ友人として嬉しく思った次第である。

又、船橋屋さんは会社として納税表彰の最高位にあたる財務大臣表彰を過去において受賞されたと伺い、私もそのような社会貢献企業を目指していきたいと強く思った次第である。

多額の納税を実現し、日本社会の発展に寄与していくことこそが、
経営者の目指す理想の姿である。

まさに「成功は利他的、失敗は利己的」ということである。
良いお話をお伺い出来て、又更に成長を確認できた良い一日であった。

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