全社員グアム旅行2日目の午後はフリータイムとなり、
ショッピングをするなど、それぞれ思い思いに時間を過ごした。
そして2日目の夜、シェラトンホテルにてディナーを企画した。
ディナーに入る前に、社員全員が3月19日の私の誕生日の前祝ということで、
社員が扮したレンジャー隊、通称アチレンジャーが現れ、
そして全員からメッセージカードとプレゼントを受け取ったが、
そのメッセージカードを一人ひとり読んでいる中で、泣かされてしまった。
社員一人ひとりの思いやりを感じることができ、大変ありがたいひと時であった。
こうして一人ひとりの幸せのために働いていけることは、本当に大きな喜びである。
また、シェラトンホテルからのプレゼントということで、
アチーブメントのロゴマークがあしらわれたケーキをいただいた。
さすが最高級ホテルだけあって、粋な計らいをいただけ嬉しく思った。
ディナーではみんなでドレスアップをし、
美しいサンセットが見える会場で、
おいしいバーベキューを楽しむことができた。
昼間の楽しい時間とはまた違った、
上質な時間を過ごすことができた。
ディナーの途中では、ポリネシアンダンスショーがあり、
私も途中でお呼び出しをいただき、ダンサーと一緒に踊りを楽しんだ。
とても充実した1日を過ごすことができ、とても嬉しく思った次第である。
そしてその後はホテルに戻り、深夜2時まで充実した語らいの時を持った。
語らいの中で、私が伝えたメッセージの中に、
スポーツでも武道でも勉強でも芸術でも、どんな道であっても、
本人が本当にその分野で成功しようと心から思わない限り、
その道で上達することは期待できない。
しかし、その求める心の強さ、弱さ、
なんとしてもそれを成し遂げようという力。
また具体的に成し遂げていく力の差はどこからくるのか、という
古今東西、昔も今も変わらない究極のテーマについて質問があり、
最終的な結論は、その人が求めないものは手に入らないということである。
求める、求めないは本人の選択だが、
求めたくなるように
よりよい情報を提供することは、指導者にもできる。
そして、求める心をつくることができたら、
その求めている心に対して、
具体的に達成するまでサポートすることや、
物事が成就するまでサポートし続けることは
可能であると伝えたが、
会社の明日を背負っていく人たちにとっては
大変興味深い話だったようだ。
能力開発の本質は意思ではなく願望の強化であるというのが、
24万人の研修を担当してきた私の答えである。
願望のないところに、永続的な成功は生まれない。
私は、自分自身、心の底から社員を幸せにしたいと望んでいるし、
この会社を世界最高峰の人材教育コンサルティング会社に育てたいと思っている。
そこに未来が開かれていくというものだ。
あっという間の3日間ではあったが、本当に楽しい時間だった。
毎年とはいかなくとも、2年に1度は社員旅行を企画したいと思ったが、
弊社も100人を超える規模になるので、
これからは一工夫を加える必要があるというのも正直なところである。
人生は価値ある目的、目標を上質なチームメンバーと力を合わせて
段階を追って実現していくことにより光を放つものになる。
素晴らしい社員に恵まれて感謝感謝の人生である。
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