2009年8月アーカイブ
先日、弊社の特別講師であり、サイコセラピストとしても現役で活躍されて
いらっしゃる、近藤裕先生が、『伝心力の育て方』に続き、アチーブメント出版より
2冊目の書籍を出版してくださった。
近藤先生は、すでに90冊以上のご著書を出版され、うち4点が海外でも翻訳され
刊行中という素晴らしい実績をお持ちである。
タイトルは、『ピアノが私に翼をくれた―障害をもった「天使」たち―』
テーマは、「不可能を可能にする夢と希望の調べ」である。
通常は不可能と思われるような、全盲、難聴、四肢欠損といった、身体に障害を
もつ方々が、ピアノとの出逢いにより、人生が大きく変わったという感動の体験や、
ニューヨークの国連本部やカーネギーホールの晴れ舞台に立つまでの歩みを、
彼らを献身的にサポートする家族やピアノ教師たちの生の声を交えながら綴った、
温かい関わりが読み取れる感動の書籍である。
『愛が動くとき、不可能が可能に』
まさにこの言葉そのものではないだろうか。
昨年末に、私も「ピアノパラリンピック支援コンサート」を鑑賞したのだが、演奏を聞きながら、
一体彼らのどこに障害があるのだろうか?と思うような、演奏者のピアノへの情熱と演奏レベルの高さには、
心から感動したものだ。
今回は、第一回ピアノパラリンピックおよび、ニューヨーク講演の映像を60分収録したDVD付での販売となるので、
この感動を皆さんにも是非、体験していただきたいと思っている。
聖路加国際病院理事長の日野原重明先生からは、
「音楽の世界の奇跡的なハプニングを心理学の立場から巧みな文書で紹介した感動作」とのご推薦も頂いた。
素晴らしい良書を出版できたことに、私も嬉しく思った。
今回の出版にあたっては、近藤先生のご意志により、印税を障害者ピアニストの活動を支えている、
特定非営利活動法人日本障害者ピアノ指導者研究会(I.P.D)に寄付することになっている。
このブログをお読みになっている方には、是非、ご購読いただきたいと思う。
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