投資の勉強

今日は鳥取県の米子市に来ている。
昨日伊丹空港で2冊お金に関する本を購入した。
感じたことを書いてみる。

昔からお金はたらいの水の原理で、例えとして木の葉をたらいに浮かべ、
「こっちに来いこっちに来い」と手前に引くと向こうに行ってしまい、
「あっちに行けあっちに行け」と向こうにやると逆にこちらに来るといわれている。

先日、弊社の受講生で株式会社マネー・スクウェアー・ジャパンの林さんがセミナーで
“一番損するタイプ”は「短期間で沢山儲けようとするタイプの人」ですと言っていたが
真逆にすれば「長期間かけて着実に稼ぐ」タイプは投資家に向いているということか。

071215_03.jpg投資格言として「「勝ち組」投資家の法則日経マネー編」
面白い格言がいくつか載っていた。

儲けている投資家が好む格言は
「頭と尻尾はくれてやれ」
「人のいく裏に道あり花の山」
「待てば海路の日和あり」だそうだ。

この辺に投資のコツがありそうだ。

じっくり合理的に長期的な視点で投資していくことが
大切ということか。
言葉を変えれば、「底値で買って天井で売ることを目指さない」、
「人の逆張り投資をこころがける」、「チャンスをじっくり待つ」と
いうことだろう。

お金は自己統制能力のある人に従順な下僕ということだろう。
稼ぎ方と使い方を知らないとお金を自由自在にコントロールできない。
今年はいろいろ勉強をしたが来年はさらに金融工学を学んでみたいと思っている。

お金を忠実な部下としてコントロールできれば最も確かな部下にかわる。

使いこなせなければ、同じお金で借金地獄で命すら失うことになりかねない。
お金をコントロールする秘訣は欲のコントロールということだろう。

お金ほど正直で忠実な部下はいないと誰かが言ったが、
それはそれを使いこなせる人が言える言葉だろう。
「稼ぐ」→「蓄え」→「増やす」。当たり前だがその前に学びが入るということだ。
正式には「学び」→「稼ぎ」→「蓄え」→「増やす」という順番であろう。
投資で稼ぐことを考える前に稼げる金融知識を習得する必要があるということだ。

071215_02.jpg二冊目の本は高田智也さんの書いた
「プロ相場師の思考術」(PHP新書)
この本は面白い、100%本音が書いてある。
実績のある人が書いた本は本物だ。
プロとして合い通じるところが合った。
原理不原則に沿って当たり前のことを当たり前に行えば
当たり前の成果が作れるとおっしゃっている。
実績は実在である。
参考になった本だ。

事実は雄弁語るということだ。
思考法が役に立つ。
ご一読をお勧めする。

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