ふと思った。
道を生きている人に引退は無いと。
例えば、宗教家や芸術家や哲学者には引退は無い。
生涯この道を生きると決めて、道を生きる人に引退は無い。
私もプロスピーカーとしての道を究める。
命続くかぎりそれを続ける。
人間国宝といわれる人の中には90歳で現役をこなしている人も多々いらっしゃる。
50歳60歳はまだこれからというところか。
私も話道の道を究めたい。
プロスピーカーとしてどこまで自分の付加価値を高めていけるかにチャレンジしていく。
人生の意味、目的に気付いた時、人は迷いが無くなる。
そして愛と使命が結びついたとき最大のパワーを出す。
私にとって人生の目的は「人々の人生の質の向上に寄与すること」である。
個人的なことだが、私が29歳のとき、聖書にふれ、神の愛を知り、クリスチャンになり、
神様に喜ばれる生き方をすると決め、ある日、私に使命が与えられた。
使命とは「人の徳を高める言葉を使い、多くの人々を良い人生に導くこと」である。
そして人材教育コンサルティングの仕事を通じて、“人々の人生の質の向上に寄与する”
ということを目的に会社を経営して今年で二十年になる。
目的経営をしていくと目的にあった人を採用し、目的にあったことしかしなくなる。
目先の損得で生きていかないのでまさに損をしない生き方になる。
損か得かと生きていくと、目先得に見えて結果として損なことを選択する可能性がある。
目的に生きていると損な選択は無い。
目的に合っているかいないかで判断できる。
人々の人生の質の向上に寄与できることは良いこと、寄与できないことはよくないことと
シンプルに考え、良いと思ったことを実行すると、必ず道は開かれる。
私たちの人生の質の向上には5つのテーマがある。
1) 心身ともに健康であること。
2) 愛情豊かな人生を全うすること。
3) 自分の価値を覚え人の役に立つ生き方をすること。
4) 一切の経済的な不安から開放されること。
5) 趣味を持ち教養豊かな生き方をすること。
このような5つのことを全て手に入られる生き方を選択することが人生経営で成功する鍵である。
ともすると、私たちは自己中心的な判断をしたり、目先の損得で判断したり、好き嫌いで
判断したりして結果的に成功の遠回りをすることがある。
わが道を行く。
この道以外に、我を活かす道なし。
この心境で多くの人々に役立つ人生を全うすれば、一切の苦労から開放されることは間違いない。
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