2007年1月アーカイブ

昨日ハワイから私の著書「売る仕組みのつくり方」を読んで甚く感動したと国際電話を頂いた。ありがたいことだ。
電話をくださったのは一代で財を成した60代の創業経営者の方で、自分の考えと私の考えが非常に似ているということに共感を覚えたと言って頂いた。

私の本は私の等身大で書いている。

このブログもそうだがストレートに自分の考えを表現したい。
ゆえに内容は同じような表現になることも間々ある。

私が理想としている生き方は“思いと言葉と行いが一致している生き方”である。

昔は必死にそのように生きて行こうと力が入ったが、ある時そうだ自然体で肩肘張らず、ありのままの自分を表現して生きていけば良いという事に気づき、それ以来そのようにしている。

講演も執筆も全て等身大。

会社の経営も人材教育コンサルティング会社を経営して20年目を迎えるがこれも自然体である。

自然体に生きる。

これが私の心境だ。

ところで昨日、作家の石井先生と食事をしていて面白いことを聞いた“間合い”の大切さである。
間合いとは真剣勝負の時の相手との距離だそうだが、近すぎてもやられるしもちろん遠すぎても切りつけられない。
この間合いの取り方こそが剣の道では大切で、強い人は自分の間合いを持っているということだ。

仕事も同じだと思った。
自分のベストコンデションを維持できる仕事量がある。
多すぎてもコンデションを崩し、少なくても気が抜ける。
自分のベストのコンデションを常にキープすることが大切だということである。

なるほど最近超ハードに生きているわたしにとって、確かに自然体だが年齢と共にそろそろハードワークを見直したほうが良いかもしれないと内省した。
30代の頃と現在と比較しても全く働きぶりは変わっていない。
私なりのローテーションはあるのだが、周りから見ると心配なようだ。

今年も一月が走り抜けた。

御蔭さまで目標は順調に達成しているが、兎に角速い。
一月は特に速かった。

今月はゆったりと過ごそうかと思っているが、私は少し早足のようだ。
60代は少しペースを緩やかにするかもしれないが、今は仕事にやりがいと生きがいを感じているので用いられるまま自然体でベストを尽くす。

さて、今日も一日ベストを尽くそう。

今日、今テレビ等で話題の朝礼をやっている“居酒屋てっぺん”の大嶋社長の「夢力(ゆめぢから)日経BP発売」というDVDの発表会に出席させていただいた。
恵比寿のウェスティングホテルに大嶋さんに縁のある約500名の方々が出席した。

大嶋さんは情熱の人である。
一生懸命ではなく本気で生きている人だ。
本気の気を体から発している素晴らしい人物だ。

商人としても大した才能がある。
人のモチベーションをビジネスに活用している。

社員は全員社長を目指している。
居酒屋てっぺんは起業家養成塾でもある。

DVDの試写会もあったが本気力と仲間を思う人間愛をDVDの中から学ばせていただいた。
パーティーに参加して心から勉強になったと思える数少ない本物の本気パーティーだった。

大嶋社長の夢の一つにアメリカ進出がある。
是非私も彼のモッコを担いでみたいと考えている。

今後の更なる活躍を祈ります。
本気の気を頂き、ありがとうございました。

昨日、素晴らしい人と出逢った。

デジタルハリウッド大学教授、認知科学研究所所長の匠英一氏だ。
匠さんは認知科学の分野では日本の第一人者である。
多数の著書をお書きになっているが、その中でも「図解でわかる心理マーケティング」という本は顧客の購買行動が良くわかる素晴らしい本である。

夕食時の語らいの中で多くのことを学ばせていただいたが、特に印象に残ったのは人工知能の話とアリの帰巣能力の話である。

どれほど科学技術が進歩しても人間の頭脳サイズで人間の頭脳と全く同じ性能のコンピューターは作れないということだ。
私たちの頭脳を仮にスーパーコンピューターにおきかえると家と同じ大きさになるそうだ。

この頭脳を生きている間にいかに活用できるかが成功の秘訣である。

また、私たちの皮膚は色々な感覚を持っていて皮膚と同じ感覚は金属で作られたロボットにはないということだ。
そして皮膚の感覚は頭脳と連動していて私たちの思考に大きな影響を与えているとのことだ。
フィーリングというものはロボットにはない。

そして人間は他の人との連帯によって新しい価値を創り出せる存在であり、年老いても脳のシナプスやニューロンが減少しても他の人との連帯、連携により更に大きな仕事や大きな活動をしていくことが出来るということだ。

私は理念経営を提唱しているが、理念経営はまさに多くの人々と意識レベルで連帯を創り上げる経営であり、目的に向かって社員全員が一致団結している組織体である。
私は企業を人間の体と同じように考えて経営している。
各自、役割を果たしお互いに補完し合う関係である。
重要な仕事についている人は互いに敬意を持って接していくことは大切だが、会社の中はどちらが上か下かはあまり関係ない。

企業は経済活動を基本とした人間集団ではあるが、経営には目的がある目的は使命と考えて良い。
使命を果たすために組織が必要であり、その組織を構成する個々人の能力を最大に引き出すためにも良質な職場環境が必要である。

良い会社には必ず社員間の相互信頼、相互尊重の文化がある。
その相互尊重、相互信頼の上質な人間関係と最高のシステムが企業発展の本質であると考えている。

私が大切にしている「人間尊重の経営」に?がるお話で感動した。

もう一つの話はアリの帰巣能力についてである。
私たち人間にたとえると何十キロにもなる距離を昆虫のアリが迷わず自分の家に帰ってくる。
それも何と一匹一匹の単独の能力だけではなく、お互いの体から出る一種のフェロモンによって仲間の力を借りて迷わず帰ってくるという話である。
人間はアリから学び、もっと謙虚に仲間や他の人々の価値を認め、力を合わせて生きていく必要があるということを学ばせていただいた。

感謝、感謝である。

これからも匠教授とは公私にわたって良いお付き合いをしていきたいと思っている。

「良質の情報との出逢いは人生を根本から変えるときがある」と考えているが良質の情報は上質の人生を生きている人との出逢いによって与えられることが多い。

日々研鑽を積みこれからも上質の人との出逢いを大切に生きていきたいものだ。

このところ物理的にブログを書く時間が取れていない。
これから出来るかぎり書いていこうと思っている。

先日、私のブログを楽しみにしているというお客様に会った。
人間は必要とされていると思うとモチベーションが上がるものだ。

今年に入って毎週のようにシンボリックセミナー頂点への道スタンダードコース(集合型3日間研修)をこなしているが、今回も100名以上の方がご参加いただいている。

今年は大きく飛躍できる一年になりそうだ。

今年の年頭の挨拶で社員を前にして今までは日本一の能力開発コンサルタントを目指して仕事をしてきたが、これからは個人的な目標を口に出すことを改め、「社員の皆と共に兎に角この会社を日本一の人材教育コンサルティング会社にすることだけを思い行動する事にした」と伝えた。

この春、弊社は社員数も85名になりこの10月には20周年を迎える。

社長である私が個人目標を口に出しているレベルでは、全社員を真に幸せに出来ないとこの正月に反省し、今徹底的に新商品の開発や仕組みの改善を心がけ取り組んでいるところである。

私にとって社員一人ひとりはとても大切なパートナーである。
そしてとても愛おしい存在でもある。
何故そのような情を持つのかとよく言われるが、私は仲間や社員に対して幸せにしたいという思いが強い、そして感謝の気持ちも一杯である。
彼らのためにも顧客のためにも更に今年は成長していこうと考えている。

会社はいよいよモーメンタム(急成長曲線)に入った。
これからは一人でも多くの良い優秀な人材を採用し、共に価値を創造し社会にとってなくてはならない人材教育コンサルティングにしていこうと考えている。

「人生の目的が変われば人生の質が変わる」

nanbu.gif友人の南部さんが「盛春歌」(テイチク)でデビューします。
この曲は団塊の世代の応援歌の決定版です。
私は一発でこの曲のファンになりました。
このブログを読んでいただいている方々のご協力と支援をよろしくお願いします。
1月24日のデビューです。
皆で南部さんを応援しましょう。

下記は南部さんの今後の活躍予定です。

媒体
媒体名
オンエア番組
時間
出演時間
ラジオニッポン放送「栗村 智の
おはよう散歩道」
毎週土曜AM5:00〜7:00エンディングテーマ
1/27(土)AM5:00〜7:00AM5:40〜5:55
ラジオ日本 2/9(金)AM10:00〜10:20
新聞スポーツ報知 1/31(水) 
月刊誌月刊「ベストプランナー」4月号 4/1(日)発売 

ラジオを聴いていただいた感想等も
是非、ラジオ局宛に送り、南部さんを応援しましょう。

メール又はファックス、手紙や葉書など、どのような方法でも受け付けているそうです。
南部さんの今後の活躍のためにも是非、共に協力と支援をしていきましょう。

南部さんのこれからの活躍を楽しみにしています。


新しい年を迎えた。

2007年、この一年、365日をどのように生きていくか。
すでに13日が経過した。
4日から仕事をはじめ、今週は九州で講演をし、今日は大阪で研修を担当している。
今日、最終の新幹線で東京に戻る。
そして夜は23時半から六本木で社員とミーティングするつもりだ。
今年は目的に向かって更に最善を尽くす。

感謝、感謝、感謝、生かされ、活かされている事に感謝。
今年一年、日々感謝し充実した一年にしていきたい。
今年の目標は色々あるが、念頭に社員を前に話をしたが今年からはプロコンサルタントとしての個人的な目標を口に出すことを改め、組織中心の目標を日々意識し、日本一の人材教育コンサルティング会社の実現を目指してベストを尽くしていく所存である。

新年早々、新聞紙上や各マスコミのニュースを見ると自殺、殺人、いじめ問題など人間関係に端を発する問題が山済みである。
20年前にアチーブメントを創業した時と比較しても、日本社会は凶悪犯罪の低年齢化、離婚率の向上、いじめ差別問題や自殺者の数等、悪化の一途をたどっているが、弊社の最高顧問である世界的精神科医ウイリアムグラッサー博士は、問題行動の本質にあるものは人々の不幸感であり、何故不幸なのかといえば自分が重要と考えている人との人間関係が確立できていないからであるといっている。

人間関係の改善には選択理論的アプローチが非常に有効である。

今年から弊社は第二創業期に入る。
この4月に20名の新入社員を迎え会社も85名体制になる。
今まで私の個人的なパワーで引っ張ってきたワンマン体制から、組織型の衆知を集めた人間尊重の経営スタイルに改め、この10年真剣に経営に邁進していきたいと考えている。

考え方が変われば人生が変わる。
この10年は私にとって本当の意味で正念場であろう。
私心と戦い、皆にとって良い会社を目指し、精進し念願のクォリティーカンパニーを実現したい。
私を信じてついて来てくれた大切な社員一人ひとりを幸せにしたい。
また多くの弊社の受講生や取引先にも喜んでいただきたい。
多くの方のご恩に報いるためにもこの事業を更に大きく発展させていく所存である。

最後に、このブログを読んでいただいている方々の今年一年のご多幸を心からお祈り申し上げます。

最近のコメント

アーカイブ