今日は私が会長を務めるJPSA(日本プロスピーカー協会)の
山陰支部設立記念講演会が米子市で開かれた。
午前と午後の二部構成で開催されたが、
延べ500名以上の方が参加された。
戸田美佐江支部長をはじめとする25名のスタッフの方々、
本当にご苦労様でした。
山陰支部の支部長を努められる戸田美佐江さんは、
弊社の16000名を超える受講生の中でも、
研修に対する継続力、仲間に対する貢献意識の高さ、思いやりの深さ、
色々な観点でモデル受講生といってよい方である。
戸田さんとの出逢いは6年半前に遡る。
3年6回の再受講を実践し一昨年、見事ベーシックプロスピーカーの試験に合格された努力家である。
又、ご主人もご子息も研修に参加され、その貢献の輪は友人や仕事仲間にも広がり、
今現在では160名を越える方々が戸田さんの縁で
戦略的目標達成研修「新・頂点への道」に参加してくださっている。
ご子息で次男の健史さんは肉体的に障害を持っているが、
性格も明るく朗らかで、誰からも愛される人柄で、
話をすると論理的で健全な思考を持っている素晴らしい若者である。
人生にはコントロール出来ることとコントロール出来ないことがある。
能力開発コンサルタントという職業に長年携わってきたが、
人の能力を公式化すると
「人間の能力=先天的特質×育った環境(現在の環境を含む)×本人の選択」
の結果であると考えている。
彼は変えられないものに焦点を合わせず変えられるものに焦点を合わせ前向きに積極的に生きてきた。
中学生の時から私の講演テープを聴き、来年成人式を迎える。
彼の将来の夢は障害者施設の経営である。
今、日本の社会は年間3万4000人以上の人々が自殺をしたり、
いじめ関連のニュースが後をたたないが大変残念なことだ。
障害をもっていても感謝し力強く世のために役立つ人間になろうとして
努力している健史君の生き方に触れてもらいたいと思う。
健史君の中には命を与えてくださったご両親への感謝の気持ちが満ち溢れている。
人生は選択である。
不幸と思えば不幸だし幸せと思えば幸せである。
まさに生きる目的、生かされる目的を見出し、
日々感謝の人生を送る人を誰も不幸には出来ない。
全ては心構えである。
人生の目的が変われば人生の質が変わる。
このような健史君を育てあげた戸田さんご夫妻を尊敬申し上げる。
最後に、戸田支部長を中心にJPSA(日本プロスピーカー協会)山陰支部の活動が地域全体に広がり、一人でも多くの方が自分の人生を前向きに積極的に生きていただける機会が得られることを期待している。
山陰方面の方は勉強会に出席することをお勧めします。
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