いじめ差別のない明るい社会をつくりたい

私の人生の究極の目的は
この世からいじめ差別を無くすことにある。

いじめや差別の根底にあるものは,敵意や憎しみ残忍な自己中心的感情である。
どうしたらこの問題を解決できるのか?
その答えは“愛との出会い”にある。
愛を知ると人は人を傷つけることが出来なくなる。

「愛とは愛する対象者が到達しうる最高の祝福に至ることを願い
そこに至った時それを喜ぶ心をいう」
とイギリスの詩人は謳った。
私も同感である。
愛は思いやりであり、人に対する真心でもある。
私にも家族を思いやる心、社員を思いやる心、
顧客に対する思いやりの心、友人に対する思いやりの心、
その他隣人に対する思いやりの心があるが、
この愛、思いやりの心こそ、私たちの人生やこの社会をよりよい方向に向かわせる事の出来るとても大切な心のエネルギーである。

今、日本に必要な教育は知育、体育だけではなく、愛を土台とした徳育教育であると考えている。
長年、成人を対象とした能力開発コンサルティングの分野で
仕事をしてきたが、人の成功と失敗を分ける決定要因は、能力の有無だけではなく、
人に対する心構えや考え方に起因しているという事実を数多く見てきた。

ハーバード大学の研究でも「人生における成功も失敗も85%は
その人自身の心構えの結果であり、そこから生み出される人間関係の質と量と相関関係がある」
という研究結果が出ている。

求めるものを明確にし、他の人々の願望実現のサポートをしていく過程で
自分の求める成果も与えられるものだ。

一人でも多くの方に、この原則を伝えていきたいと考えている。
今、世間はクリスマスのシーズンだが
2000年前、ナザレのイエスキリストは、自らの生き方によって愛を教えた。
互いに愛を人生の中心におき、互いの弱さ不完全さを補いながら
力を合わせてより良い人生を生きていきたいものだ。

「愛が動くとき不可能は可能に」

愛のエネルギーの中に生涯を全うできることが私の望みである。

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