2006年11月アーカイブ

日本国で二十世紀を代表する産業人を一人あげるとしたら、
私は松下電器の創業者である松下幸之助翁の名前をあげたい。

人はそれぞれの知覚があるので、あくまでもこれは私の選択だが、
9歳から丁稚奉公し世界の松下を創り上げた実績は理屈抜きに凄いことだと考えている。
松下幸之助翁のお書きになった書籍は全て熟読させていただいたが、
成功の原理原則を忠実に生きた方だと思う。

原則は学べてもそれを実践することは難しいものだ。

「成功とは目的を遂げること」と辞書にはあるが、
松下幸之助翁は目的に生きた方だと思う。
目標に生きることと、目的に生きることは違う。


目標は目的を果たすために達成すべき事項でしかない。
大切なのは目的に生きることである。
私たちは何のために、誰のために生きるのか、
人生の目的とは何か、深いテーマである。


松下幸之助翁は自分の命を昇華させ、結果として世のため人のためになる製品やサービスを沢山世に送り出し、
社会を豊かにし、社員も家族も自分に縁ある全ての人を幸福にした方だと思う。
このような生き方こそが私が理想とする真の成功者の生き方である。

自分自身の自己実現を追及し、結果的に世のため人のために
役立つ存在として社会に貢献していくことが産業人としての使命であろう。

ハーバード大学の研究にあるように、
「人生の成功も失敗も85%はその人の心構えの結果であり、
そこから生み出される人間関係の質と量でその人の人生は決まる」
ということである。
松下幸之助翁はお体が弱かったということだが、
それゆえに人を大切にし、人の協力を得られる仕組みを作られたのだと思う。

image_1120_2.jpg今日、アチーブメントが応援しているプロビーチサッカーチーム、ソーマプライアの加登キャプテンから先日のブラジルで行われたワールドカップで日本チームがベスト8まで残ったという報告が入った。
今年は私もブラジルに行きたかったが、研修日程と重なり同行できなかった。

選手は皆、最善を尽くしよく頑張った。
選手の何人かは弊社の「頂点への道研修」を受けてくれている。
昨年はラモス監督の指導のもとワールドカップ4位という好成績を挙げた。
今年もベスト8進出は素晴らしい成果だと思う。

是非、来年は3位以内に入ってシャンパンでお祝いをしたいと思う。

image_1120_1.jpg次こそ一緒に行けるようにサッカー協会が早めにスケジュールを発表してくれることを願っている。
私の職業柄、直前のスケジュール発表は調整が厳しい。

これからファンクラブを作って皆で盛り上げていきたい。
ブログを見ている方でビーチサッカーに興味のある方はファンクラブにぜひ参加してください。
詳細は後日発表します。

先ずは選手の皆さんお疲れ様でした。


この11月の3、4,5日は息抜きにいつものように海外に出た。
たった2泊3日、されど2泊3日、この3日の休日を選択するかしないかは私の人生において非常に大きな意味を持つ。
今回はグァム島でプールサイドで本を読み、ラスベガスバージョンの氷のショーを観て、ヘリコプターにも乗ってきた。

弓の弦も同じだが、張り詰めた糸は切れやすい。
精神も気も抜くときは抜くことが大切だ。
私は息抜きがうまいと自分ながら思う。

人生は“好きなことを好きなときに好きなように出来ること”が一番である。

私のモットーはビジネスはサクセス、プライベートはハピネスである。

能力開発コンサルタントとして丸23年以上キャリアを積み上げてきたが、仕事も最近は全くストレスを感じなくなってきた。
会社の経営も能力開発コンサルタント業も完全にコントロール下に入ってきたということだろう。

経営は「理と利の統合」が大切である。
この意味は道と経済を融合させるということで、人としての愛、思いやり、真心、誠実さから生まれた顧客のお役に立つ商品やサービスを一人でも多くの方に沢山広めるという信念が大切で、愛があれば必ず成果につなげていくのが道理と考えている。
そのような考え方で生きていけば、当然仕事は繁栄することになる。

しかしプライベートは正しさや成果を第一にすることなく、楽しさや嬉しさや喜びを味わえる生き方を第一にしている。

とかく正しさを貫くと人間関係が壊れるものだ。

相手を受け入れ、共に楽しく生きていけばハッピーハッピーである。
とにかく人とは仲良く楽しくするのが一番。

私のモットーである“ビジネスはサクセス”、“プライベートはハピネス”をこれからも生きていこう。

良い意味で“こだわり”から開放された人生がプライベートでは大切ではないだろうか。

先日はプルデンシャル生命の横浜支社で研修を担当させていただいた。
photo1.jpg支社長の松井氏は約11年前の1995年9月1日に
弊社のシンボリックセミナー「頂点への道」を御受講いただいている。
それから丸10年の付き合いである。
彼は大学生時代は大変な登山家で、
とことん打ち込んで凍傷で足先を切断するほど山を愛し山を極めた人物である。
プルデンシャル生命の支社長の約3分の2の方々は、
以前ライフプランナーや所長時代に私の開発した戦略的目標達成研修「頂点への道」を
受けてくれているがその中でも長く親しくお付き合いをさせていただいている支社長のお一人である。
私と松井さんは相性が良いと思う。
彼は物事の本質を掴む能力に長けている。
これからも支社長として更に活躍することだろう。
photo.jpg人間には器というものがあるが、人を包み込む包容力や言うべき事は
きちんと言える強さが管理者としては必要である。
それを兼ね備えている人物だからこそ良い成績を残せているのだろう。
プロの世界は甘えや責任転換は命取りである。
登山で鍛えた厳しさと人間としての優しさこそ松井さんの本質かもしれない。
成功は成長の果実である。
これからも末永くお付き合いをしていきたいと考えている。

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