言うまでもなく、人脈は私たちの人生においてとても大切なものです。
世の中で人の力を借りずして何かを成し遂げた人はおりません。
そして私たちが人脈としてお付き合いしたい人々は、例外なく能力と経済力を兼ね備えています。
何かを成し遂げていく上で、他の人々の信用や経済的なサポートを得られる人間になることはとても大切なことと考えて良いでしょう。
ところで、私の若い頃は皆さんと同じように人脈はほとんどありませんでした。
年賀状も5枚から10枚程度しか出せなかったと記憶しています。
現在の私はお蔭様で一千枚以上の年賀状をもらえるようになりました。
出している数も一千枚はくだりません。
又、人脈も広がりお蔭様でどんな方ともそれなりにお付き合いが出来るようになりました。
では、私がどのようにして現在の人脈を創ってきたのか、皆さんにとって興味のあるところだと思うので、今日は人脈の創りかたについてふれてみます。
まず、どのような段階を踏んで人脈を作ってきたのかということですが、実は特に秘訣があるわけではありません。
与えられた仕事を誠実に本気で取り組んできただけです。
ただそれではわからないと思うので少し整理してみました。
正直に言えば、本当の意味での人脈が出来てきたのは40歳を過ぎてからだと思います。
20代は休まず働き営業の技術を修得し、29歳で能力開発コンサルティング会社にスカウトされ、そこで真面目に働き信頼を得て、高い報酬と役職を頂、マネジメントとトレーニングを体得し32歳で独立、30代は日本青年会議所やいろいろな勉強会の幹事役を積極的に引き受け、少しずつ顔を覚えていただき、一筋の道をこつこつ積み重ねてようやく40代で人脈といえるものが出来てきました。
そして50代に入り、これからこの人脈を活用しようやく大きく羽ばたいていける感じです。
このようにそう簡単に人脈は出来るものではありません。
ただの知り合いと人脈はまったく違うものです。
「信頼関係に立脚した互いに相互尊重できる人間関係」が人脈です。
また、互いに信用を第一にして生きているもの同士だからこそ社会で影響力を発揮できるのです。
社員には他の人の信用を借りられる人間に成長してほしいと願っています。
そのためにもまず誠実であること、自制心があること、社会性があること、仲間やパートナーを大切にすること、勤勉であることなど人間力を向上させる必要があります。
社会は実績勝負です。
自分の職務責任を果たし、会社の中で経営者や上司、同僚から見て、もっとも信頼できる人材になってください。
そうすれば将来、必ず豊かな人間関係と人脈がもてることでしょう。
約束を守れる人間になる。人に尽くせる人間になる。仕事の出来る人間になる。
この三点は必ずおさえなければならない事柄です。
相手の立場に立ち、人の必要を満たし、価値ある人間になれば人脈で困ることはありません。
互いに誠実、感謝、愛の心を忘れずに良い人生を送りましょう。
社員一人ひとりの幸せをいつも祈っています。
お客様に貢献することを自分の喜びに昇華させ素晴らしい人生を送ってください。
成功と発展を互いに作り出しましょう。
活躍に期待します。
コメントする