早いもので社会に出て、今年で33年目を迎えた。
北海道の函館で生まれ、札幌で育ち、十代で社会に出たわけだが、今日までいろいろな選択があった。
職業の選択、付き合う人の選択、読むべき本の選択、食べ物や毎日の行動全ての選択の結果が現在の私を形成してきたと考えている。人生は日々選択の連続である。
若いとき、私はセールスに専念した。そして成果を出し、若くして管理職になり、そこで又マネジメントに専念、29歳で能力開発コンサルティング会社にマネージャーとしてスカウトされ、やはり仕事に専念し役員に昇格、32歳で今のアチーブメントを創業、1999年に子会社として出版会社を設立、この社会からいじめや差別をなくし、より良い社会を創りたいと願い、真剣に出版活動もおこなっている。何をするにも専念することである。あなたの職業はと聞かれたら迷わず「能力開発コンサルタントです」と答えるが、これは複数の病院を経営している医者にあなたの職業は?と尋ねたら、自らが医者という職業に使命を持っている病院経営者はおそらく「医師です」と即答するであろう。「病院経営者です」とは答えないと思う。このことと同じである。私は自分の職業に使命感をもって働いてきた。お蔭様で今のところすべて順調である。運がいいと思う。しかし運は自分が求めなければ開かれない。運は自ら切り開くものである。
私は若い人に「成功するには今いる環境を変えることも重要だが、その反対に自分自身がその環境の中に完全に入り込み、環境そのものを創造していける人材になることはもっと成功の近道だよ」と話すことがある。私自身、人生を振り返って、その場で常に最善を尽くし、必要とされる人材としてどんなときでも言い訳をせず、成果を追求してきた。能力よりも考え方のほうが重要である。考え方のしっかりしている人材は確実に成長し成功していく。
成功タイプの人材はどこでも成果を出せるものだ。会社を変えるよりも成果を出してその会社でのし上がって行くほうがまず先決だ。とことん成果を出せば、起業できる人材にはおのずとチャンスが訪れるものである。
「実績は実在なり」
「プロにとっての唯一の管理者は成果である」
この言葉を胸にこれからも成果に向かって生きて行きたい。
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